【実務テクニック】ホイールローダー除雪の長距離押しで止まらない方法|雪量設計と作業手順を徹底解説

【実務テクニック】ホイールローダー除雪の長距離押しで止まらない方法|雪量設計と作業手順を徹底解説

ホイールローダー除雪で「長距離押し」をすると、
途中で進まなくなる、空転する、油圧が重くなる、
こうしたトラブルが起きやすくなります。

原因の多くは操作ではなく、
雪量の設計ミスです。

この記事では、
長距離押しでも止まらないための雪量設計と実務手順
現場目線で詳しく解説します。


長距離押しで止まる本当の原因

長距離押しが失敗する原因は、次の通りです。

・最初から雪を集めすぎている
・距離に対して雪量が多い
・途中で逃がす場所を決めていない
・最後まで押し切ろうとしている

多くの場合、
「押し切る前提」で作業を組んでいることが原因です。


長距離押しに適した雪量の考え方

長距離押しでは、
押せる量 ≠ 集められる量です。

目安として、

・短距離押しの 6〜7割の雪量
・バケット幅いっぱいに集めない
・高さを出さない

これが、
止まらない雪量設計の基本です。


長距離押しで止まらない作業手順【実務】

STEP1:最初に「逃がす位置」を決める

作業前に必ず決めます。

・途中で雪を逃がす位置
・一度リセットする場所
・押し切らない判断点

これを決めずに始めると、
必ず無理をする流れになります。


STEP2:最初は雪を集めすぎない

・幅を狭める
・高さを出さない
・軽く押せる量だけ取る

「押しながら増やす」はOKですが、
最初から多く取るのはNGです。


STEP3:途中で必ず雪を逃がす

長距離押しは、
一度で終わらせない作業です。

・途中で一度雪を切る
・軽くしてから再度押す

これにより、
空転・油圧負荷を大きく減らせます。


STEP4:重くなったら条件を変える

次のサインが出たら限界です。

・前進量が減る
・エンジン回転だけ上がる
・油圧が重く感じる

この時は、

・雪量を減らす
・距離を短く区切る
・押し切らない

無理をしない判断が正解です。


やってはいけない長距離押しのNG例

・最初から限界量を集める
・最後まで押し切ろうとする
・アクセルで誤魔化す
・空転しても続ける

これらは、
駆動系・油圧系の破損につながります。


長距離押しが上手い人の共通点

・最初から完璧を狙わない
・途中で必ず逃がす
・止まる前に判断する
・「今日はここまで」を決められる

長距離押しは、
力ではなく設計です。


まとめ|長距離押しは雪量設計で決まる

・雪を集めすぎない
・距離に応じて量を減らす
・途中で逃がす前提で組む
・無理に押し切らない

この考え方を身につけるだけで、
長距離押しによる
空転・油圧トラブル・修理リスクは激減します。

■管理人の感想

長距離押しとは?今回ここで初めて教わりました。現場1年目の時はなんのこっちゃ?ということですが・・・長距離をずーと押し続けるということですね。私はマンションの駐車場でこの技術を使っておりました。誰に教わるでもなく効率よく雪を運ぶのはこの長距離押しが必須のスキルということになります。

何がなにやらわからないという初心者の方にご説明すると・・・ずーーと引きずって雪を運ぶという行為になります・・・なんか必殺技のようなイメージですが結構普通のことになります。

バケットで抱えて、運んで、という行動をしていたら間に合わないのを長距離押しにて効率よく運んで作業を進める行動となります。

これは誰も教えてくれない基本中の基本の作業となります。これを使いこなすことにより作業効率化、そして仕上がりのキレイさが身につきます。

その作業をしている時に上記で記したことが大事でこの雪量調整などをすることにより効率が上がるということになります。

私もマンションの除雪は3年目となりますが、この雪量設計を意識してすることにより、無理やり雪を強引に押す事は少なくなったと思います。

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